引っ越し業者の選び方は?料金相場や安く抑えるコツも解説
「引っ越し業者の選び方がわからない」「引っ越しの相場は?」「引っ越し料金をできるだけ安くしたい」引っ越しをするにあたって、このようなお悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。料金や業者の質など、引っ越しには様々な不安がつきまといます。
料金・サービスともに希望に沿った引っ越しをするには、業者の選び方や料金相場、費用を抑えるコツなどを知っておくことが大切です。この記事では、引っ越し業者の選び方や引っ越し料金の決まり方、料金を抑えるコツについて解説します。引っ越しに関する疑問を解消して、最適な引っ越し計画を立てられるように準備しましょう。
引越し業者の選び方
引越し業者の選び方は、以下のとおりです。
- 規模の大きさ
- 利用満足度の高さ
- オプションの豊富さ
- 日程調整の柔軟さ
- 料金の安さ
これらの項目から、総合的に判断してどの業者が最適なのか決めるようしましょう。
規模の大きさ
最初に見ておくべきは、引っ越し業者の規模です。規模で見た場合、引っ越し業者は大きく以下の2種類に分けられます。
- 全国対応の大手引越し業者
- 地域に密着している中小引越し業者
県内や隣県への引っ越しのような近距離の場合は、地域に密着している業者を選んだほうが良い傾向があります。大手よりも料金が安く、単身での引っ越しにも最適です。ただし、引っ越しの距離によっては対応不可だったり、オプションの数が少なかったりすることもあるので気をつけましょう。引っ越しのコバンでは、群馬発着であれば全国対応なのでご安心ください。
利用満足度の高さ
引っ越し業者を選ぶときには、利用者の満足度も確認しておきましょう。評判のよい業者を選べば、良質なサービスを期待できます。
業者の評判を確認するには、口コミサイトを確認するのがおすすめです。良い評判だけでなく、悪い評判も見逃さずチェックしましょう。さらにリアルな声が聞きたいなら、TwitterのようなSNSで意見を探すのも効果的です。
日程調整の柔軟さ
日程調整の柔軟さを確認しておくことも大切です。とくに3月〜4月の新シーズンの時期は繁忙期で、希望の日程に沿った引っ越しプランが組めないことも珍しくありません。仮に日程を組めたとしても、通常料金より高くなる可能性が高いです。
また、配達の時間帯は午前中が高く、時間が遅くなるにつれて料金が安くなる傾向にあります。しかし、午後の遅い時間から引越しを行うと、遅い時間まで引越しが終わらないこともあります。
このため、希望する日程・時間帯での引越しを叶えられる業者を選ぶことが大切です。
料金の安さ
引越し業者を選ぶときは、料金も考えておく必要があります。いくらサービスの質が良くても、あまりに料金が高すぎるのは考えもの。予算の許容範囲を決めて、想定した額に収まる引越しプランを設定しておきましょう。
引越し料金をなるべく安く抑えたいなら、相見積もりを取ると良いでしょう。相見積もりとは、複数の業者に見積もりをしてもらうことです。もっともニーズに近い条件の業者を探しつつ、料金の安い業者を探せるので、複数の業者を比較して検討しましょう。
引越し業者の料金相場
引っ越しをする前に、業者の相場を見ておきましょう。事前に相場感が分かっていれば、見積もりをしてもらったときに割高・割安がわかるようになります。自分でも業者の相場を理解して、引っ越しの予算を決めましょう。
引っ越し業者の相場は、以下のような条件で変わります。
- 時期ごとの料金相場
- 人数と荷物の量ごとの料金相場
- 曜日や時間帯ごとの料金相場
時期ごとの料金相場
まずは、時期ごとの相場です。引っ越しには繁忙期があり、引っ越しの依頼をする人が多い時期ほど料金が高くなります。
引越し時期 | 単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | 2人家族 | 3人家族 |
5月〜2月 | 35,000円 | 42,000円 | 70,000円 | 76,000円 |
3月〜4月 | 52,000円 | 70,000円 | 100,000円 | 120,000円 |
※ネットサイト平均相場調べ
3月〜4月は新生活シーズンのため、料金が高くなる傾向にあります。止むに止まれぬ事情がなければ、春先は避けて秋〜冬の間に引っ越しをするのがおすすめです。
人数と荷物の量ごとの料金相場
引越し料金は、荷物の多さによっても変わります。単身での引越しでも荷物が多いと料金は高くなり、家族での引越しでも荷物が少なければ料金は安く済みます。
人数で料金が変わることはありませんが、引っ越しする人が多いほど荷物も多くなります。荷物の量は人によって違うので一概には言えませんが、おおよその人数ごとの料金相場を知っておくとわかりやすいでしょう。
単身の場合
引越し時期 | 荷物少なめ | 荷物多め |
1月 | 38,000円 | 39,000円 |
2月 | 40,000円 | 47,000円 |
3月 | 67,000円 | 78,000円 |
4月 | 48,000円 | 53,000円 |
5月 | 40,000円 | 42,000円 |
6月 | 36,000円 | 41,000円 |
7月 | 39,000円 | 44,000円 |
8月 | 38,000円 | 41,000円 |
9月 | 39,000円 | 45,000円 |
10月 | 35,000円 | 40,000円 |
11月 | 37,000円 | 43,000円 |
12月 | 36,000円 | 40,000円 |
家族の場合
引越し時期 | 2人 | 3人 | 4人 |
1月 | 74,000円 | 89,000円 | 85,000円 |
2月 | 86,000円 | 92,000円 | 97,000円 |
3月 | 127,000円 | 150,000円 | 169,000円 |
4月 | 101,000円 | 111,000円 | 123,000円 |
5月 | 79,000円 | 91,000円 | 97,000円 |
6月 | 80,000円 | 88,000円 | 87,000円 |
7月 | 84,000円 | 88,000円 | 100,541円 |
8月 | 79,000円 | 95,000円 | 86,000円 |
9月 | 76,000円 | 79,000円 | 96,000円 |
10月 | 76,00円 | 85,000円 | 91,000円 |
11月 | 75,000円 | 88,000円 | 87,000円 |
12月 | 76,000円 | 83,000円 | 79,000円 |
※ネットサイト平均相場調べ
曜日や時間帯ごとの料金相場
曜日や時間帯によっても、引っ越し価格の相場は変動します。
曜日 | 単身 | 家族 |
平日 | 近距離の場合:40,400円 遠距離の場合:77,700円 | 近距離の場合:82,700円 遠距離の場合:152,000円 |
土日 | 近距離の場合:40,900円 遠距離の場合:75,000円 | 近距離の場合:80,000円 遠距離の場合:151,000円 |
祝日 | 近距離の場合:40,000円 遠距離の場合:81,000円 | 近距離の場合:83,000円 遠距離の場合:186,000円 |
作業時間 | 単身 | 家族 |
8時 | 34,100円 | 96,400円 |
9時 | 31,900円 | 101,000円 |
10時 | 37,200円 | 65,300円 |
11時 | 27,000円 | 59,400円 |
12時 | 35,000円 | 79,000円 |
13時 | 44,000円 | 67,000円 |
14時 | 38,000円 | 71,000円 |
15時 | 38,500円 | 79,500円 |
16時 | 40,500円 | 64,700円 |
17時 | 39,500円 | 45,100円 |
18時 | 36,600円 | 54,900円 |
19時 | 40,200円 | 38,800円 |
20時 | 37,000円 | 35,000円 |
※ネットサイト平均相場調べ
引越し料金を安くするコツ
引っ越し料金を安くするのには、コツがあります。できるだけ費用を抑えるために、引っ越し料金を安くするコツを知っておきましょう。
- 引越し料金比較サービスを活用して相見積もりをする
- 引越し日時はできるだけ指定しない
- 引越し時期は繁忙期を避ける
引越し料金比較サービスを活用して相見積もりをする
引っ越し料金を安くする一番の方法は、相見積もりをすることです。複数の業者を比較すれば、最安値での引っ越しもできるようになります。
相見積もりをするときは、利用したい引っ越し業者を何社かピックアップしておいて、各自に見積もりをしてもらいましょう。ポイントは、「相見積もりをしている」とそれぞれの業者に伝えることです。最安値の見積価格を伝えると、それよりも安い価格で見積もりをしてもらえることもあります。
各自に申し込みをするのが面倒な場合は、一括見積もりサービスを利用するのもおすすめです。複数の業者を一覧で比較できるので、すぐに安い業者を見つけられる点で優れています。
ただし、一括見積もりを利用すると数日のうちに数多くの引っ越し業社から連絡が来て、対応に追われることになるかもしれません。
相見積もりをするなら、可能な限りは自分で各業者に相談をするのがおすすめです。上手に相見積もりを活用して、引っ越し価格を下げるように工夫しましょう。
引越し日時はできるだけ指定しない
引っ越し日時を指定せず、業者に任せるのもおすすめの方法です。日時を指定しない引っ越しは、業者からすれば柔軟に日程を組めるので、時間の自由度が高くなります。さらに、通常よりも安価なプランを提案してもらいやすくなるメリットもあります。どうしてもその日でなければならない、という状況でなければ、時間に融通のきく引っ越しを想定しておきましょう。
引っ越しプランの中には、同じ方向へ引っ越しする人と同じトラックで荷物を運ぶ「混在便」や、引越しを終えたトラックに荷物を積んでもらえる「帰り便」などのプランがあります。このようなプランを利用すれば、割安料金で見積もりをとってもらえます。また、引越しの作業開始時間をお任せにする「フリー便」のようなサービスも活用すると、より安い価格で引越しができるでしょう。
料金を安くするための選択肢はいくつも持っておき、実際に引越しをするときに選べるようにしておきましょう。
引越し時期は繁忙期を避ける
引っ越しの時期は、繁忙期を避けるのも料金を抑える方法のひとつです。新生活の準備をする3月〜4月は、引っ越しをしたいと考える人も多いです。その分、予約をとる余地が少なく、入り込むのに苦労するうえ、料金も高くなります。
引っ越しを済ませたい時期にもよりますが、新年度から新居での生活をスタートしたい場合は、10月〜12月くらいの時期に予定しておくのがおすすめです。ただし、新居の家賃はこの間にも発生するので、どちらの方が安くなるのかをよく考えてから決める必要があります。
繁忙期でなければ価格交渉もしやすいので、忙しい時期は避けて、できるだけ安くなる時期を狙うとよいでしょう。
引越しを安く済ませたい方にはコバンがおすすめ
群馬で引越しをお考えの方は、ぜひ引っ越しのコバンにご用命ください。
コバンの引っ越しは、以下のような人におすすめです。
- とにかく安く済ませたい
- 理想の引越しについて、丁寧に話を聞いてもらいたい
- 訪問見積もりする時間がないため、電話見積もりで完結させたい
満足のいく引っ越しをするためには、サービスの質が欠かせません。しかし、良質なサービスを提供しようとすれば、当然料金も高くなってしまいます。引っ越しをしたい人の中には、予算に余裕がない方も少なくないでしょう。
サービスも料金も満足のいく結果を求めているなら、ぜひコバンでの引っ越しを検討してみてください。まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
引っ越し業者は、以下の視点で選ぶと効果的です。
- 規模の大きさ
- 利用満足度の高さ
- オプションの豊富さ
- 日程調整の柔軟さ
- 料金の安さ
引っ越し業者の相場は時期や荷物の多さ、作業する曜日や時間帯によって変動します。できる限り料金を抑えるためには、繁忙期を避けて引っ越し日程を調整したり、混在便や帰り便などのプランを活用したりといった工夫が必要です。
引っ越し業者の選び方と料金の決まり方を理解して、満足のいく引っ越しができるように準備していきましょう。